家のまわりにある下水のマンホールのまわりが

陥没して土が掘れてきているということで

修理のご依頼をいただいた事例です。

こちらのお住まいでは、排水ますと呼ばれるマンホールまわりが

アスファルトをひいている状態でした。

このまわりが陥没している状態というのは

ほぼ間違いなく、排水マンホールの破損や、

埋設されている排水管の破損などがあるものです。

室内の汚れた水が、本来は排水管をとおって

札幌市の下水へとつながって流れていくものですが、

敷地内の下水管やマスが壊れたり、損傷がある場合には

地中内に汚水が流れ出てしまいます。

そのため、地面の土が削れてしまい、陥没につながるのです。

このようなケースでは、原則、地盤を掘り起こして

埋まっている汚水管やマス部分を取り替える工事になってきます。

今回のようにアスファルトがひかれてしまっている場合には

解体・補修などが必要になってくるため、

地盤が土であるケースと比べ、割増料金になってきます。

そのほかにも、排水工事は諸事情により

大幅に工事金額が違ってくることがありますので

まずは現地を確認させていただいてからのお見積もりが必要です。

住宅の外側にある排水マスといわれる下水のマンホールまわりで、

付近の土がいつのまにかへこんで減っていってしまうという

調査のご依頼をいただいた北区の事例です。

外観から見える範囲でも、マンホール付近の排水管が壊れ、

管の外に水が逃げてしまっているのがわかりました。

このように、下水・排水の管の破損や外れなどにより

配管パイプ外に水が流れていってしまうと、

その水の流れに押されて、地面の土も削られていってしまいます。

そのまま放っておくと、建物の地盤にも影響する恐れがありますので

早めの修繕工事が必要になってきます。

今回は、地面を掘り起こして、損傷している箇所前後の

排水工事をして、一部をあらたな配管に直しました。

排水の配管交換の場合、前後の規定のスペースと

勾配という規定の傾斜が取れるのかどうかで

どこまでの範囲の工事をしなければいけないのかが違ってくるものです。

お困りの場合には、お気軽にお問い合わせください。

こちらのグレーの太い配管は

汚れた水が流れていくための排水管です。

この排水管には通常傾斜がついていて、

それによって汚水が外の下水まで流れていきます。

しかし、この勾配が悪いと排水の流れが悪くなり

詰まりやすくなったり、汚物が排水管内に蓄積してしまったりします。

今回は北区の排水つまり現場にお伺いしましたが、

排水管の勾配がおかしくなっていたために

つまり症状がおこったものでした。

水平器（勾配がとれているか水平になっているのかを確認する工具）を

使用しながら、排水管の修理をしています。